今回のインタビューは元Jリーガーの加部未蘭選手です。加部選手のこれまで歩んでこられたサッカー人生や、これから先のセカンドキャリアについて詳しくお聞きしました!

:永井発言

なし:加部さん発言

今日はよろしくお願いします。実は加部選手のことはウィキペディアなどいろいろ見させてもらいまして、単純にリスペクトしています。今日は突っ込んだ話をいろいろとさせてもらえればと思っているのですが、サッカーをするきっかけや選手歴、プレイスタイルとか、セカンドキャリアについての考え方など、一通りお話しさせていただきたいと思っています。よろしくお願いします。

よろしくお願い致します!

加部さんは、今おいくつでしたか?

今は25歳ですね!

当社の広報担当(鶴巻)と同い年ですね。サッカーをはじめたごきっかけを教えていただけますか?

父がスポーツライターをやっていて、勧められる形でいつの間にかボールを蹴っていました。小学生くらいのころから、気づいたらという感じですかね。

昔から世代別の代表格だったんですか??

中学生くらいからちょいちょい呼んでいただきました。フル代表ってわけではないですけど、候補って感じでやっていました。

同世代はどういった?

プラチナ世代なので、宇佐美貴史選手、宮市亮選手、小林祐希選手、とか….ですかね。

半端ないですね!柴崎選手、昌子選手、武藤選手なんかもですよね!その中で加部さんは、中学くらいから世代別の代表候補って感じですか?

そうですね。中学は普通の公立中学に行きながら、FC東京むさしに行っていました。3年間。

高校は“あの”山梨学院だと思うのですが、そこに決められた経緯やきっかけは、あったんですか?

ユースから有名なフォワードが出ていなかったっていうのもありますし、中学はすごくやんちゃで、両親に寮があるところって言われた背景もありまして….どこにいこうかとなった時に山梨学院が強いし良いんじゃないかって。

そうなんですね。ちなみに加部さんはどちらのご出身なんですか?

生まれも育ちも東京です。高校からは山梨でヴァンフォーレ甲府、福岡大学に3年間通って、3年生で授業は取り終わったので4年生で東京に来ましたね。

加部さんは、高校サッカー好きには大変有名な選手だと思うんですが、山梨学院でも最初からトップチームだったんですか?

いえ、夏くらいからトップチームと絡むようになって。それからは徐々に出るようになりましたね。

何チームくらいあるんですか?

最初は1年生だけのチームでやっていました。ただ、結構強かったんですよ

1年生チームからトップチームに上がれる人って、そう多くはないですよね?

5、6人くらいですかね。だいたい、トップチームは25~30人くらいです。

加部選手が来られる前、山梨学院高校は全国優勝の経験などは、あったんですか?

いや、なかったです。僕の2個上の時代から強化を始めて、僕が2年の時(3期生のときに)に高校サッカー選手権で、全国大会初出場、初優勝です。

いや~、すごいですね!優勝できた秘訣はなんだったんでしょうか?

シンプルに言って強かった。運とか勢いって言うのはあるとは思うんですけど、優勝するべくして優勝したって感じですね。

いいですね、下手な謙遜が無くてワクワクします。笑 国体、インターハイとかは?インターハイは、ベスト8、16とかそのくらいですね。国体は出てはいましたけど、サッカーはやはり選手権ですね。

優勝しちゃうと燃え尽きないですか?笑

いやー、僕は選手権に憧れてサッカーやっていたわけではないですね。とか言ったら偉そうに聞こえますけど。笑 本心はプロになりたかったんです。

選手権で優勝されたら、いろんな方から注目されると思うのですが、そのあたりはどうでしたか?

実際に強化試合などに参加させてもらっていたんですけど、選手権、実は活躍してないんですよ。笑 3年の時は3得点でしたけども….2年の時は骨折していて。取り上げていただいた割にはそんなに活躍していないんですよね。

高校卒業後の進路は、ヴァンフォーレ甲府にされたわけですが、ほかに選択肢は考えていたんですか?

(後に進学した)大学に行くかも正直迷っていました。学校を含めた周囲に対して、プロに行くと公言していたんですけど、そこまでオファーもなかったんですよね。大学とヴァンフォーレ甲府で迷っていましたよ。ぎりぎりになっても福岡大学からはオファーが来ていたんですが、結局ヴァンフォーレ甲府にいきました。

大学進学はずっと考えていたんですか??

当時は考えていなかったです。父がスポーツライターをやっていて、いろんな選手を見ていたので、大学もいいんじゃないか?との助言はもらいましたけど。

自分の子供にプロからのオファーがあったら勧めてしまいそうですけど、素敵ですね。実際にJリーガーになった時に、ギャップはありましたか?

最初、ついていけなかったんですが、1、2か月くらいすると慣れました。正直その時まではあんまり考えてサッカーしてなくて。戦術も考えていないし、守備もしていなかったし。点だけ取っておけばいいと思っていました。案の定、全然試合に出してもらえなかったです。指導者は伝えてきてくれていたんだと思うんですが、当時は全く気付かなかったですね。

試合に出場し始めたのはいつくらいからですか?

実際のところ1試合も出てないんですよ。練習試合では5試合連続で点とったくらいとっていたが、全くベンチ入りもできずでしたよ。めちゃめちゃストレスでしたね~。今はJ2ですけど、当時はJ1でした。。

プロから大学への進学をされたわけですが、いつぐらいから大学進学を考えていたんですか??

それも2年目の夏くらいですね。大学に入りなおしてもいいんじゃないか。と思って入学しました。そのあとプロに戻った例もありますし。当時は、ほんとにバカでしたよ。戦略とかも知らないし、大人のサッカーに順応に出来ていない。人との接し方もそうですし。笑

僕が言うことではないですが、今の加部さんはとても落ち着いてますよ~

大学に行ってから本当に成長したなと思いますよ。

大卒がいいか、高卒がいいか。野球でもサッカーでもありますが、そのあたりどうお考えですか?加部選手は後々大学に入りなおしたと思うんですが、どう思いますか?

大学で手取り足取り教えてもらったので、よかったですよ。自分が人の話聞かない、戦術を理解していないっていうことを気づかなかったので、コーチとかにいろいろ言ってもらいましたよ。大学は教育機関なので、教えてもらえるんですよね。そこで物事をしっかり聞くようになったので、通ってよかったと思っています。

大学から戻ってきたら、東京でサッカーやっていたんですか?

3年で試合にも出られなくてサッカー部をやめて、授業も終わっていたので、東京のチームで関東リーグで1年間やっていました。そこでは1年ごとに上にいけなかったら辞めると決めていましたね。

そのチームに入られたきっかけとかは、あったんですか?

実績を積み重ねて、のぼりつめて行きたいと考え、東京23FCを選びました。

引退を決意されたのはいつごろですか?

おととしの年末年始くらいですかね。1月くらいに就活を始めました今は、福岡で誘ってもらった会社で、スポーツに関する事業をしたいと思って仕事をしています。

今後、何かお繋ぎできたり、タイアップできたりしたらいいですね!そこではどんなことしようとしているんですか?

僕自身はサッカーそのものというよりも、サッカー周りのエンターテイメント領域で日本が足りていない部分に取り組んでいきたい思っています。海外サッカーって、もっとかっこいいじゃないですか。ブランディングの問題だと思うんですが、そういうところを日本で繰り広げたいんです。シンプルにすごい選手が来たら観に来たいとは思いますけど、それ以外の部分を充実させることでも観戦の動機付けはもっと出来る。例えばオリンピックの開会式とかって、国の威信がかかっていて、様々なエンタメ演出がすごいじゃないですか。僕自身も音楽が好きで、DJもやっているんです。(レベル感でいうと)ほんとそれこそ、これからって感じですけど。サッカーと音楽も組み合わせていきたいですね。

いいですね~!僕もスポーツと同じかそれ以上に音楽が好きです(~♪ しばらく音楽の話)音楽だけで1杯いけちゃいそうですね!今度のみに行きましょう!笑

サッカー関係の仕事、とありましたが、具体的になにをやるかは決まっていない感じですか?

チラっと、向こうの人と話しているのですが、去年、※ネイマールジュニアファイブって言って大会に出ていまして。レッドブルが主催している、ネイマールが作った大会ですね。ブラジルに行けるんですよ。今年も出ようかと思っています。(※ストリートサッカーの様なルールで。ゴールが小さく、キーパーがいない)サッカー的にもすごく勉強になるというか、体の使い方だったり戦術だったり。そういうのも面白いなと思っていて。その競技と連携して、ストリートサッカーコートみたいなものを作らないか?みたいな話をしています。コンクリートで囲って、ライト付けたり音楽かけちゃったりとか。プロモーション職なので、サッカーやイベントなどをかっこよくしていけるように日々考えています。

楽しそうですね….!コートの稼働を上げるために、複数競技で使えるような可変的なコートにしたり、立地に拘ったりして汎用性が出るといいですよね。

福岡だったら狭いから、(中心地に近い場所なら)夜遅くまで運営しても人が集まりそうだと考えています!

サッカー×エンターテイメント、すごく興味深いです。最後にそこに掛ける想いを教えていただけますか?

本当に僕、もっとサッカー自体がエンターテイメントであるべきだと思っているんですよ。分析されて、計算できるものというより、芸術とか人が感動できるものだと思っています。そうあるためにも、そういう活動といいますか….僕もまだ見えていない部分もあるんですが、日本サッカーがエンターテイメントであり続けるため活動に尽力し続けたいです。

加部選手を見ていると「スポーツマンは二度輝く」って思えますね。現役時代と、引退後。

現役時代にあれだけ日本中の人の話題になることができて、見ている人に夢を与える。そういった人が、スポーツで培ってきたものを活かして、セカンドキャリアとしても再び輝き続けることができる。そういう人が増えたらいいです。良い得て妙で、僕自身がスポーツマンを、2度輝かせたいんですよね。僕のスポーツ競技生活は挫折で終わってしまったので、もう一度上り詰めてやるぞって思っています。一社会人として成功することでまた道が開けるって思っています。

うちの社員たちにも二度目、輝こうとしている人が多いので、加部さんに共感する人も、すごく多いと思います。今日はお時間をいただきありがとうございました!

これからもよろしくお願いします。

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