GUEST

辻本亮(つじもと りょう)

スーツを着た少年

中程度の精度で自動的に生成された説明
※写真はご本人提供

フットゴルフ日本代表(2017、2018年度)。最年少で日本代表選出。

株式会社NewSPO.にてコンテンツディレクターとしてビジネスもしながらフットゴルフ選手として活動。主に関西圏で大会企画・運営や、各イベントブースにフットゴルフ体験を出展、スポーツイベントでの登壇、ラジオ出演など行っている。

現在は、YouTuberとしても活動し、登録者1万人を超える。


フットゴルフとは

2009年オランダ発祥のスポーツ。サッカー(フットボール)とゴルフを融合した「サッカーボールを蹴ってゴルフをする」新しいスポーツ。

2012年にはハンガリーで第1回ワールドカップを開催。欧米を中心に既に40カ国以上で楽しまれており、普及・拡大されているスポーツ。


目次

■誰でもできるスポーツ「フットゴルフ」

■ フットゴルフに迫る

■ フットゴルフを身近なスポーツへ

■ デュアルキャリアアスリートとして


誰でもできるスポーツ「フットゴルフ」

-現在フットゴルフ選手として活躍していますが、もともとはサッカーに取り組んでいたのでしょうか?

5歳から大学1年までサッカーをやっていました。体育会に所属し活動していましたが、活動する中で目指していたプロの道に対し、限界が見えてしまいました。

サッカー部を退部した後、小学生の頃にお世話になっていたコーチがフットゴルフ日本代表としてW杯へ出場したことをきっかけに私も日本代表を目指せると思い、フットゴルフにチャレンジしようと決意しました。

-フットゴルフ選手の多くはサッカー経験者なのでしょうか?

サッカー経験者が多いと思います。ただ、誰でも始められるスポーツですし、日本代表の中には野球部出身の選手もいます。

実際にやってみるとサッカーとは全く違う競技で、現役Jリーガーがプレーしても、うまくいかないことがあります。「サッカーが上手い=フットゴルフが上手い」ではありません。サッカー経験者は遠くへ飛ばそうと思い切りボールを蹴りますが、芝のコンディション、風、角度といった細かい部分を気にする必要があります。

サッカーをしている子供たち

自動的に生成された説明
※写真はご本人提供

サッカー選手よりは、ゴルフ経験者の方が活躍する可能性があります。コースマネジメントやラインは一緒なので。

フットゴルフに迫る

-主なルールはゴルフと一緒なのでしょうか?

ルールはほとんどゴルフと一緒です。サッカーボールで18ホールまわります。ゴルフ場使用料は通常コースの半額くらいです。

蹴るときは助走して蹴ってはいけないため、軸足を固定して蹴らなければいけません。

場所もゴルフ場で行います。距離はゴルフの半分ほどで、パー5で狙います。日本では15カ所ほどで、主に北関東でのゴルフ場が多いです。※日本フットゴルフ協会(JFGA)公式サイト参照

フットゴルフの特徴してはゴルフコース上のいわゆるラフと呼ばれる部分にカップが設置されます。ゴルファーの邪魔になるので、グリーン上にカップはありません。※海外ではグリーン上にカップがあるコースもあります。

OBもゴルフのルールと一緒ですが、蹴った地点へ戻るか、1打罰でペナルティエリアからリスタートします。(大会ルールによって異なります)

また、ボールが動いている間は蹴ってはいけないので、風が強い日は大変です。ボールが3秒間止まらなければいけないルールなのですが、風が強い日は特別に1秒とまればOKなど天候によってルールを柔軟に対応していきます。

-試合の進め方はゴルフと似ている部分があるのでしょうか?

基本的にゴルフと一緒です。

積極的に攻める場面や、あえて1打ずつ刻みながらコースを進めていくシーンもありますし、自然の中で行うので、風や天気も考えて取り組まなければいけないですね。サッカーよりも気を使うと思います。

-お聞きすると老若男女問わず皆さんができるスポーツですね。

そうですね。簡単にできるスポーツです。先ほどお話した通り、サッカーがうまい人が活躍するとは限らないので、誰でも活躍できるチャンスがあります。

ただ、個人的にはサッカーをやっていた方に楽しんで取り組んでほしいと思います。

-サッカー選手に取り組んでみてほしいスポーツですね。

ぜひ、やってみてほしいですね。プロサッカー選手や現役を引退したサッカー選手がフットゴルフに参加いただくことで認知度向上や競技人口増加にもつながると思います。また、走ることが少ないので、怪我で長距離を走ることができなくて引退された選手なども楽しんでプレーできると思います。

フットゴルフを身近なスポーツへ

-フットゴルフの可能性が広がりますね!今後の展望はありますか?

現状、フットゴルフは一般的には認知されていないので、認知拡大と競技普及のためフットゴルフに取り組む機会を増やしたいです。

個人的にはW杯優勝を目指しているので、そのために必要なことをやっていきたいと思います。

そして、私の活動を通じて普及に繋がればいいなと思います。

-フットゴルフ日本代表として活動されていますが、初めて日本代表になった時の心境はいかがでしたか?

正直なところ、すぐには実感しませんでした。ただ、W杯開会式の時に国旗が掲揚され、君が代が流れた時に「日本代表になったのか」と感じました。

草の上に立つ男性

低い精度で自動的に生成された説明
※写真はご本人提供

-国旗掲揚は特別な気持ちになりますね。フットゴルフのW杯について詳しく教えていただけますか?

まず、メンバー選考についてお伝えします。

基本的には選出された10名のメンバーで戦います。日本ランキング上位10人や、上位5人+フットゴルフ協会推薦者5名と大会により選出方法が異なります。

フットゴルフW杯は個人戦、チーム戦と2種類あります。1対1または複数人で1ホールを戦う「ストロークプレー」と、2人組で蹴り合い、成績の良いスコアを選ぶ「マッチプレー」という種目があります。

そして、種目毎に3日間で争います。

個人戦は世界各国から選手が350名参加します。チーム戦は全34か国が参加し、日本はベスト16が最高記録です。私の最高記録は団体戦でベスト16です。

常にボールを蹴り続けるフットゴルフでは、大会終盤になると怪我をされ棄権する方もいて、身体的にも厳しい大会になります。

デュアルキャリアアスリートとして

-辻本さんはデュアルキャリア(スポーツと仕事の両立)を実践されています。競技に充てる時間はどのくらいなのでしょうか?

練習は週3日取り組んでいて、フットゴルフの練習ができるのは2日になります。基本的にはゴルフ場でやりますが、毎日ゴルフ場へいくことは難しいです。個人練習はサッカーコートなどを利用し、20,30m先の目標にどれだけ近づけるかという練習をしています。

草の上にいる子供

低い精度で自動的に生成された説明
※写真はご本人提供

-デュアルキャリアとして活動する中でどのようなメリットを感じておりますか?

現在、大会の運営・企画にも携わることがありますが、そこで社会人としての経験が活きていると思います。選手活動だけでは得られない経験だと思います。

また、デュアルキャリアを実践していれば、競技引退後に自分の手元に残るスキルなどあると思います。

自分の成長に繋がり、競技を続けながら社会人経験ができることは人生を豊かにすると思います。

フットゴルフ含め、競技継続に迷われている方がいれば、ぜひ、前向きに実践していただきたいです。


Popular Articles

人気の記事

スポーツフィールドは、
アスリートの皆さんの
就職・転職を
応援しています