\スポーツフィールド初役員インタビュー/


専務取締役 加地 正

スポーツフィールドで働く社員のリクエストから生まれた役員インタビュー。役員陣のスポーツ歴やスポーツフィールドの出会い、今後のスポーツフィールド、そして社員に伝えたいメッセージなど、役員の声をお届けします。


-加地さん=ソフトボールという印象ですが、これまでのスポーツ歴について教えてください。

部活として競技をしていたのは、中学生時代のサッカーのみです。高校は陶芸部でした。

大学では部活に入らず、28歳くらいのときに社会人ソフトボールを始め、現在も継続しています。

“社員の9割が体育会出身者”の中で、私は1割の非体育会です。

-加地さんが学生の頃、就職活動はどのような形だったのでしょうか?

私が学生の時は、携帯電話もない時代でしたので、当然ながら今のような就活ナビサイトはありませんでしたね。当時の就職活動は、就職雑誌が一般的でした。

雑誌の最後にハガキが付いていて、興味を持った企業宛にそのハガキを送れば会社案内や採用資料が送付され、その後は書類や電話でやり取り…という時代でした。

なので、今の就職活動とは全く異なります(笑)

ただ、当時はバブルの絶頂期で、超売り手市場でした。

その恩恵もあり、経営コンサルティング会社に入社しました。

-これまでのキャリアや役員陣との出会いについて教えてください。

1社目は経営コンサルティング会社で、企業の様々な課題をヒヤリングし、研修やコンサルティングを提案する営業の仕事を行いました。

その中で、実際に営業するだけでなく、経営企画や教育や研修などの企業実務を深く知りたいと思うようになり、電力会社の子会社に転職しました。

2社目では、教育研修の実務を中心に、8年ほど経験を積みました。この実務経験は、後々非常に貴重な財産となりました。

30歳を過ぎ、学んだ経験を発揮したいと思い、日本エル・シー・エーという会社に転職し、人事関連のコンサルティングを行う部署で仕事をし始めたら、その部署が分社・独立することになりました。それが、リンク・ワンという会社です。

その頃に出会ったのが、当時リンク・ワンに新卒として入社してきた篠﨑さん(代表取締役)と森本さん(専務取締役)です。

その会社の一つの事業として体育会の採用支援事業を行っていたのですが、ある時リンク・ワンが採用支援事業から撤退することとなり、篠﨑さんや森本さん、私も含め、採用支援事業に携わっていたメンバーが会社を抜けることになりました。

そして、抜けた後に出会ったのが伊地知さん(取締役副社長)でした。そこから様々な出来事がありましたが、4人が集合して2014年1月に新たにスタートしたのがスポーツフィールドです。

(そこまでの詳しい出来事については、ぜひ各役員陣に聞いてみてください♪)

-スポーツフィールドが大切にしている経営理念の成り立ちを教えてください。

会社名より先に、まず、経営理念を役員陣で考えました。

私たちは元々別の会社で“体育会”のブランドを掲げて事業を行っていたのですが、その会社では理念という考えが薄く、利益主義に走ったり各々の考え方や心がバラバラに離れていった反省が強くありました。

このままでは働いてる社員が報われないし幸せになれない。だから、「最初に共有できる理念を作ろう!」という思いは特に強かったです。

“全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に”は京セラの稲盛さんの言葉から抜粋し、役員全員一致で“これ良いよね”と、すぐ決まりました。

根底には、働く自分たちが幸せじゃないとお客さんを幸せにできないというESの考えがありました。

“スポーツが持つ可能性を様々なフィールドで発揮し、個人、法人、地域社会そして日本の発展に貢献すること”

ここは、代表の篠﨑さん中心に体育会出身の役員陣が「体育会でスポーツをやってきたからこそ、得ることができたもの・学べたもの・感じられたこと・出会えたことがあり、いろんな恩恵を受けた。

だから今度は我々が世の中に恩返しをする番だ」という強い想いからできました。

-行動指針はどのように出来たのでしょうか?

経営理念の次に行動指針を考えました。

リンク・ワンの行動指針や電通の鬼十則からいくつかを抜粋したり、今まで経験した中で感じたり学んだ想い入れのある言葉や必要だと思う言葉を出し合って作りました。

それぞれの言葉の意味や想いを確認しながら作り、そうして出来たのが10個の行動指針。その後に会社名が出来ました。

会社名は、案を色々出し合ったのですが、スポーツや篠﨑さんのSをとって、「エスフィールド」とかもあった気がします(笑)

設立当初は20名、東京大阪福岡の3拠点でスタートしました。

-体育会事業に携わり、10年以上が経ち、“体育会”に変化を感じることはありますか?

最近は、体育会と言いながらも昔と変わってきたと感じる部分も正直あります。

子供たちにリスクがあればそれを大人が排除・予防することや、やる前に“それはやってはいけない”と言われていることが多い気がします。

今は何でも配慮して、優しくする環境が増え、“それって本当の優しさじゃないんじゃないの?”と感じることもあります。

結果的に打たれ弱くなってきている子が増えてきていると思います。

そんな中でも、やっぱり体育会の子たちが素晴らしいなと思うのが、“一生懸命”、“真剣に”、“がむしゃらに”、“歯を食いしばって”という経験を、スポーツを通して、しかも自分一人だけの世界でなく、他者が存在する中で体験してきていることです。

ただ、そんな(素晴らしい体験をしてきた)子たちが、いざ就活になると“私はスポーツしかしてきていません…”、“サッカーのことしか分かりません”などとネガティブになるのは、なんだかもったいないですよね。

せっかくの良い経験を世の中で発揮してほしいですし、私は体育会の子たちが体育会であったこと自体が価値だと思っています。

-加地さんが営業マンとして大切にしていたことを教えてください。

ビジネスパーソンとしての基礎は、1社目に入社したコンサルティング会社で教わったと思っています。

それこそ、1年生や2年生の役割行動。営業の仕事。I’m choosing everythingやトレードオフ、因果応報といった考え方、様々な理論など。

例えば、当時、世間的に「お客様は神様です!」という言葉が流行っていました。

しかし、1社目では「お客様は神様ではない」と教えていただきました。

お客様も我々も“フィフティフィフティ”でないと、どちらかが上、下になるとおかしな関係になると…。“ちゃんとお客様と対等に付き合いなさい”ということを学びました。

この内容をもとに社員の皆に伝えたいことは、「お客さんから言われたので、こうしてください」など、顧客企業や学生含め、お客様の言ったことを鵜呑みにすることが“カスタマーファースト”ではないということです。

スポーツフィールドはホスピタリティの高いメンバーが多い分、“お客様のために”、“学生のために”というフレーズを大切にしている社員が非常に多いです。だからこそ、(言われたことをそのままやろうとする)御用聞きではなく、本質を理解できるような営業マンであってほしいと思います。

そのためにも、社員の皆さんには「お客様は神様」ではなく、対等な立場でお客様と向き合う。ということを大切にしてほしいです。

それが営業力にも繋がり、お客様との本当の意味での良好な関係性にも繋がっていきます。

-今後、人財会社として目指す姿・理想のエージェントについて教えてください。

我々は、就職・転職支援事業を中心にビジネスを展開している中で、ベンチマーク対象は病院経営だと思っています。

病院で例えるなら、スポーツフィールドは専門病院ではなく総合病院の看板を掲げています。外資系コンサルや医療系やITソフトウェアやメーカー営業、サービスなどと、様々な職種や業種の人財を対象に支援するということです。

総合病院であれば、様々な患者に対応できるように、様々な医者や看護師、技師といった専門家を揃えておく必要がありますよね。

それをスポーツフィールドで考えたときに、どんな学生・求職者にも対応できる状態を整えられているかというとまだまだ課題があります。

複数の病院を並行して利用することは少ないかもしれませんが、当社のサービスを利用するお客様は、他社のサービスも必ず利用します。

そんな中で、当社のサービスを選んでくれる要因は何でしょう?

これから目指すのは、総合病院です。どんな方にも受け入れられる、選ばれる人財会社になる必要性を感じますね。

-加地さんが思うスポーツフィールドで活躍する社員の共通点を教えてください。

  1. 有言実行できる人
  2. 言動の源泉がfor youな人
  3. 全員と向き合える人

1.有言実行できる人

まず、目標を口に出すことが大切です。何度も口にすることで、脳を通り、頭の中でどんどん整理されるので、より目標が鮮明になると思っています。

ゴールイメージが不鮮明であれば、実現できる可能性は遠のきます。反対に、鮮明になればなるほど、実現の可能性は高くなります。

そして言葉にすることで、周囲も自分の目標を知っている状態なので、良いプレッシャーになり、周囲の協力も得ることができ、結果にも繋がっていきます。

スポーツフィールドでは、強い想いを持っている社員に挑戦させる環境があります。

例えば、新規拠点の立ち上げメンバーも、必ず地元の社員が選ばれる訳ではなく、挑戦したいという強い想いを持った社員の方が選ばれやすいです。

又、スポーツフィールドの社員であれば全員がチャレンジできる新規事業提案会を3ヵ月に1度開催しています。

2.言動の源泉がfor youな人

大切なのは心から本当にそう思えているかどうかです。

誰かのため、世のため、人のため、と口にする人は世の中多いです。

本当に思っているのかな?口だけになっていないか?自分が上に立つためでは?と考えてみてください。

『口だけだな…』と思われる人と、『本当に心からそう思っているんだろうな…』と思われる人とでは、必ず違いがあります。

結果的に心からそう思えている人は、普段の行動にも現れています。そして、周囲の人からも応援され、それが支えとなり、良い仕事に繋がっているのだと感じます。

3.全員と向き合える人

何かを発するとプラスの反応とマイナスな反応、どちらも必ずあるものです。

そんな時に、プラスの反応だけに目を向けるのではなく、マイナスな反応に耳を傾け、向き合うことが出来るかどうかは大切です。

マイナスな反応と向き合うことができる人は自分の発想にはない価値観を体験できるので、自身の領域を広げることが出来るのです。

そして、成長に繋がります。

マイナスな反応や声と向き合うということは口では簡単に言えても、つらいし、勇気も必要で、中々簡単なことではないと思っています。

ただ、向き合えるかどうかで成長にも違いが出てきますので、是非色んな意見と向き合える社員になっていただきたいと思っています。

SFの中で活躍している社員は上記の3つが共通しているため、色んな人から応援され、周囲からの協力を得て、結果に繋ぐことができている社員が多いですね。

なので、各種表彰の受賞者コメントでも感謝の気持ちを発する人が多いのではないかと思います。

-スポーツフィールドが設立10年経った今でも変わらないところは何ですか?

ホスピタリティ溢れた社員や会社を好きでいてくれる社員が多いところは変わらないですね。

私たちは全員同じ組織で仲間として存在しています。これまで、“同じ思いで同じ方向を向いてやっていこうということ”を会社として大切にしてきました。

これからも変わらず大切にしていきたいと思っています。

しかし、社員もここ数年で本当に増えてきて、社員間で知らない人も正直増えてきたのではないでしょうか。

そして、人が増えていく中で、新たな問題が増えてきているのも事実です。

何か起こった時には、それぞれの関係性が濃い薄いに関係なく、相手が誰であっても向き合い、しっかりコミュニケーションを取りにいくことが大切だと考えます。

これだけホスピタリティが溢れた素敵な社員が集まっているので、しっかりと向き合う、コミュニケーションを取るということを大切にできれば、今のスポーツフィールドの良さは今後も続いていきます。

反対に、そこが欠けると会社は大きく変わってしまうのではないかと思います。

今年は、コロナウイルスの影響で年に2回(入社式兼運動会・社員旅行)全国の社員が集まる行事のうち、入社式イベントは残念ながら中止とし、社員旅行も現時点では難しそうな状況です。

直接の接点が減るのは残念でなりませんが、この2つの行事での社員間の交流を見ているとスポーツフィールドらしさが溢れているなと感じます。

ほとんどの社員が「初めまして」の状態で、同じチームになって数分後には意気投合して戦って、盛り上がって‥‥すごいことですよね。

この「年に2回」の行事は今後5年後、10年後も大切にしていきたいと思います。

-今後、スポーツフィールドが目指す姿を教えてください

特定の年齢層だけでなく成長ステージに合わせたサービスを提供している会社って素晴らしいなと思っていて、スポーツフィールドも目指したいですね。

現在は、(当社が支援する対象で)一番年齢層の若い方々だと大学3~4年生ですが、将来的には、人生を振り返った時に、大事なときにはいつもスポナビの人にお世話になったな~と思われるようなサービス展開をできたらこんな素敵な会社はないよね。と篠﨑さんとも話しています。

-初役員インタビュー、ありがとうございました!

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