熱い想いと出身高校を武器に。志望理由でもあった夢をひとつ実現。
■ PROFILE

岡 千大(おか ちひろ)
2017年8月スポーツフィールドに中途入社。入社後、キャリア事業部(名古屋オフィス)に配属となり、顧客企業の採用コンサルティングと体育会出身者・スポーツ人財の転職支援を行う。
2019年度全国キャリア事業部門 “年間ベストマッチング賞”を受賞。
◆ベストマッチング賞とは…
全国のキャリアアドバイザーの中で、最も素晴らしい転職サポートを創出した社員に贈られる賞。
■愛知県のバスケいえば、”愛工大名電”
-これまでの競技歴を教えてください。
小学校4年生から大学2年生までバスケットボール(以下:バスケ)をしていました。
昔は愛知県では名門だった愛知工業大学名電高等学校(以下:愛工大名電)出身です。
憧れの愛工大名電に進学したものの、レギュラーにはなれず…。 ですが、最後の夏の大会までやりきりました!
愛工大名電は、スポーツが盛んな学校です。
野球、相撲、卓球、バレー、マーチングバンドなど、ほとんどの部活が全国強豪と言われていました。
-愛工大名電出身の有名なプロスポーツ選手といえば…?
野球だと、皆さんご存知のイチロー選手や元楽天の山﨑武司選手、福岡ソフトバンクホークス監督の工藤公康さんらを輩出しています。
バスケ部は冬の全国大会(ウインターカップ)優勝の実績もあり、元全日本主将の古田悟選手や現在千葉ジェッツの監督の大野篤史さんを輩出しており、私の先輩ということになります!
昔は“愛知のバスケ=愛工大名電”でしたね。

あと、スラムダンクの名朋工業高校は名電では…という説もあります(笑)
ということもあり、愛知県で様々な企業に訪問させていただく中で、「私、愛工大名電のバスケ部出身です!」と言うと皆さん良い反応をしてくれます(笑)
■スポーツと同じくらい音楽活動にも力を
-社員旅行の時にラップを披露されていましたね!音楽の活動もされているのですか?
実は、高校3年生でバスケ部を引退してからDJとして音楽の活動をはじめました。
昔からアメリカ文化が好きで、アメリカといえば“バスケ×ヒップホップ”という印象でした。
「バスケができればラップもできるでしょ♪」と、中学生のときからラップをやっていました。
実は、愛工大名電のバスケ部の先輩には音楽で活躍している人たちがいます。
プロDJでBリーグのバスケチームでもDJをされている「DJ034」さんやAK-69さんとライブや楽曲で共演されている「CITY-ACE」さんも愛工大名電バスケ部の先輩です。
私は現在、「ワイキキボーイズ」というグループを組んで、休みの日に音楽活動を本格的にやっています。イベントに出たり、名古屋で路上ライブをしたり…。

大学時代もグループを組んでやっていたのですが、大学の“今の注目の学生達!”という特集をしてもらったり、ソナーポケットがまだ無名だったころ、ずっと同じイベントに出ていたこともあります。
■大学卒業後、一度就職し、大学院へ
-大学からスポーツフィールドに入社までの経歴について教えてください。
英語を勉強して世界に行きたいと思っていったので、名古屋外国語大学に進学しました。
大学卒業後は広告会社に入社し、2年半働いてお金を貯めて、大学院に進学しました。
大学院では物流の勉強をしました。
グローバルロジスティクスという分野で、“自動車産業の東南アジアでの物流”というのに焦点をあてて、論文を書きました。
物流研究奨励賞という賞をいただいたこともあります。
その後、自動車の部品メーカーに就職し、入社1年目は採用担当としてHP作成や説明会、媒体の選定、広報の業務など様々な業務に携わりました。
2年目にタイ拠点での新規部品の立上げプロジェクトに自分が担当として携わりました。
■海外での立ち上げに成功後、転職を決断
-転職を考えた理由を教えてください
ネガティブな理由とポジティブな理由があります。
ネガティブな理由は、タイ拠点での新規部品立上げ時の業務のハードさです。
あとは、当時数学が苦手だったこともあり、この業界で出世できるイメージがなかったのもあります(笑)
立ち上げに成功して、「これからタイに駐在しようか」という話が会社で出てきたときに、妻からタイに駐在したくないと言われました。
妻と離れてまで駐在しようとは、自分も思いませんでした。

-ポジティブな理由は?
1年目に携わった採用業務のことがずっと頭の中にありました。
大手じゃない限り、なかなか採用担当専任という部署はないと思います。
みんな他の業務と兼任している採用担当をしている人たちが多い中で、その人たちのサポートが必要だと思っていました。
その人たちをサポートするには、その業界や会社について知っている必要があって…と考えていたときに、人財紹介の仕事に需要を感じました。
特に“体育会系”という肉体的にも精神的にもタフな人たちは、自分が働いていたような自動車関連の中小企業さんにおいては、とても必要とされるだろうなと直感しました。
なので、“体育会×人財会社”が当てはまるスポーツフィールドは私の考えにぴったりでした。
■スポーツフィールドの可能性を広げる必要がある
-スポーツフィールドを知ったきっかけを教えてください。
知ったきっかけは、Facebookのスポナビキャリアの広告でした。
始めは、どんなサービスが受けられるのか、紹介先としてどんな企業があるのか、などが気になっていたので、まずは登録して自分でサービスを受けることにしました。
いくつかの企業紹介を受ける中で、「他にももっと体育会を必要としている企業がたくさんありそうだ…」と思いました。そして、同時にスポーツフィールドの可能性をもっと広げる必要があると。

面談の中で、自分の思い描いている将来を伝えたときに「うちはどう?」と声をかけていただきました。
元々“体育会×人財”に興味があった私からすると内心「待ってました!」でした(笑)
そこから選考に進み、内定をいただきました。
面接の志望理由の中で“プロのスポーツチームとビジネスがしたい”ということを強く伝えました。
■チームのムードメーカー。メンバーは、元自衛官と元教員2人…
-入社当初スポーツフィールドの印象は?
若手の発言権の大きさや仕事の任される裁量の大きさがとても魅力的だと思いました。
社歴の浅い社員の意見もとても聞いて下さいますし、思ったことを発信しやすい雰囲気づくりを先輩たちが作ってくれていました。
-岡さんが所属するチームはどんなチームですか?
成果を追うチームだと思います。ただ、あくまでそれは結果でしかなく、一番大切なのは「カスタマーファースト」という認識を全員が持っていると思います。

現在、4人のチームですが、チームの4人のうち3名はスポーツフィールドで営業をスタートした社員です。
松﨑さんは元自衛隊、小川さんと比嘉さんは元教師。
なので、営業や企業へのアプローチ、業界の知識の部分では私が先頭を切るつもりでやってきました。
チームの中では、皆の間に入って丸くおさめる役とムードメーカー的な存在で、とにかくチームを明るくさせる役です(笑)
-キャリアアドバイザーとして大切にしていることを教えてください
誠意をもって企業や求職者と向き合うことを大切にしています。
入社当初は、求職者に対して、「どんな職業につきたいか」、
「どれくらい年収が欲しいか」という条件面や将来のことを重点的にヒヤリングしていました。
しかし、今は “バックボーン”と言われる、生い立ちやこれまでどんな環境で育って、どんな人生を歩んできたのか、を重点的にヒヤリングするようにしています。
それは、人は一人ひとり過去のバックボーンが影響して今の価値観が形成されていると感じるからです。
バックボーンを理解した上で、自分が成し遂げたいことや必要となる条件など、未来を一緒に考えるようにしています。
バックボーンを聞かせてほしいと伝えると、皆さん話してくれます。
それはこちら(エージェント)の態度次第だと思います。
私にとって、求職者の方はお客様。
その気持ちを徹底して、相手がどんな方であっても上からや対等の立場という目線では接しないようにしています。
-求職者との面談の中で必ず伝えていることはありますか?
「幸福の追求は私たち国民の権利」という話を必ずしています。実はそれに気づいていない人は多いです。

「幸せになるためには」という話をして、そのために必要なことを一緒に考えています。
給料や世帯収入の話、年金や税金の話など社会常識の話や現実的な話を改めてするようにしています。
意外と知らずにこれまで働いている人も多いです。
実は私自身、母子家庭で育ったという影響もあり、高校生くらいから助成金など、お金について気になって、自分で調べる習慣がついていました。
勉強して良かったなと思いますし、幸せになるためには必要な知識だと思います。
なので、求職者には夢を語るだけじゃなくて、現実的なお話もしっかりお伝えします。
後は、求職者の方が選考に進む企業のことや業界のことを詳しく調べます。
やりがいだけでなく、大変な部分も含めた具体的な働き方もお伝えします。
事前に企業のことや働き方を理解した上で、次のステージ(企業)を選択していただいているので、入社後のGAPも少ないのかなと思います。
求職者の方に幸せになってもらうために、自分自身勉強を欠かしません。
なので、ベストマッチング賞を発表するという話があったときは「絶対自分だ!」と自信がありましたね(笑)
■入社して2年。社長面接で伝えていた夢をひとつ実現
-志望理由でもあった「プロスポーツチームとビジネスがしたい」については、入社後いかがですか?
入社後、3つのプロスポーツチームとのビジネスを実現することが出来ました。
きっかけは、3チーム全て、私の電話から始まりました。
その中で、自分の武器でもある「愛工大名電出身」というのを使いました。
そして、熱い想いもしっかり伝えると、会う機会をいただくことができ、一緒にお仕事させていただくことになりました。
例えば…こちら。
【プロバスケットボールリーグのB1に所属する三遠ネオフェニックスと、2019-20シーズンのトレーナーウェア・スポンサー契約を締結】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000025453.html

シーズンが終了したときには、三遠ネオフェニックスの選手のサイン入りポロシャツをいただきました!!

スポーツフィールドの「社員の9割が体育会出身者」というのは大きな武器です。
自分のやってきたスポーツや好きなスポーツに関する企業やプロスポーツチームにもっともっとアプローチしていけると思っています。
実際、輝かしいスポーツの実績を残していない私でも、想いを持ってチャレンジすれば実現できました。
怖いもの知らずの姿勢で、どんどんスポーツ界にアプローチしていきましょう!
■地方発祥のアパレルブランドを作りたい。新規事業提案会に挑戦
-今後新しく挑戦してみたいことはありますか?
スポーツ×アパレルでアパレルブランドを作りたいと考えています。
競合他社は多いと思うのですが、名古屋や岐阜など東海地方発祥のコアなブランドってあまり聞いたことがないと思います。
地元の人たちは皆知っていて、皆持っているようなブランド。そして、最終は世界にも進出していきたいと思っています。
スポーツフィールドの事業としてやりたいと考えているので、スポーツフィールドで3ヵ月に1度開催している新規事業提案会に挑戦するために、メーカーの社長さんに会う機会を作ったりして、新規事業提案会に出る準備を今進めています。

この写真を撮ってくれたのは私の大好きな本社の信夫さんです。
■感謝の気持ちを伝えたい
-インタビューを通して社員に伝えたいことはありますか?
私が言うのもなんですが、スポーツフィールドの社員って良い人しかいないと思っています。
私が自由な発想を持てたり、自分らしさを全開に出して成果を残せているというのは、間違いなくまわりの社員のおかげです。
年下だけどとても頼れてしっかりしている同じチームの松﨑さん、小川さん。
入社当初、お世話になった吉山さん(現在:ICT開発本部)や三島さん(札幌拠点立ち上げのため拠点異動)。
そして、私が面談してスポーツフィールドに入社してくれた同じチームの比嘉さんと高野さん(新卒事業部)。
まずその人たちに感謝の気持ちを伝えたいです。

左から、比嘉さん(元教師)・私・松﨑さん(元自衛官)・小川さん(元教師)です!
「一緒に頑張って、成果出して喜び合うならやっぱりあなた達です!」
「何か嬉しいことがあったときに一番に報告したいと思うのもあなた達です!」
「これからも夢を一緒に見ましょう!」
「私はあなた達を絶対裏切りません」
「なので、これからも自由な私を大目に見てください(笑)」
と伝えたいです(笑)

■最後に・・・
-この記事を読んでいる皆さんに!
私は、愛知県の全プロスポーツチームと一緒にスポーツフィールド×プロスポーツチームで連携して、愛知県を盛り上げていきたいと本気で思っています!
転職を考えている方や仕事に対して不安に思っている方々は、お気軽にスポナビキャリアに登録して、お気軽にスポーツフィールド(スポナビキャリア)の社員に相談しにきてください♪
そして、皆さんに伝えたいこと。
それは、体育会の学生や社会人の方はこれまで勉強に力を入れて、頑張ってきた人たちと同様に会社にとってプラスになる存在です。
なので、“体育会の採用”に少しでも興味があるという企業様は、ぜひスポーツフィールドまでご連絡ください♪