インタビュイー:田烏 大嗣(たがらす だいし)

愛知県出身のシンガーソングライター。テニスインストラクターからシンガーソングライターへ転身。ワンマンライブや路上ライブなど、都内を中心に活動中。
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インタビュアー:永井 淳平

スポーツフィールドの「歌うCFO」。学生時代は某アーティストのバックコーラスや、ボーカルオーディションのファイナリストなど経験。

目次

・テニス漬けの日々

・なぜ歌手を目指したのか

・今後目指すもの

今までSPODGEではアスリートとして活躍する方のインタビューをお送りしておりましたが、今回のインタビュイーは、スポーツマンの経験を活かし、シンガーソングライターとして活躍している田烏大嗣さんにスポットを当ててお話をお聞きしました。

テニス漬けの日々

―田烏さん、本日を楽しみにしておりました。よろしくお願いいたします。テニスをされていたそうですが、始めたのはいつからでしょうか?

テニスは中学生から軟式テニスを始めて、高校から硬式テニスを始めました。小学生の時はサッカーをやっていましたが、中学校では珍しくサッカー部がなくて、軟式テニス部に入部しました。周囲との差をつけたく、中学生になる三か月前からテニススクールに通いました。

軟式テニスのダブルスでは前衛(ボレーヤー)と後衛(ストローカー)でポジションが分かれるので、中学時代後衛だった僕はストロークの自身がありました。

実力は県大会出場レベルでした。

―高校では軟式テニスを続けなかったんですか?

そうですね。軟式テニス部が無かったことと、テレビで中継されるのは基本的に硬式テニスなので、硬式テニス部に入部しました。もちろん、スタートダッシュをきるために、事前にテニススクールに通いました(笑)

ただ、高校が強豪ではなくて、朝練も自主練も一人のことが多く、無理やり誰かを連れて練習していたのを覚えています。テニススクールにも通って、毎日テニス漬けの暮らしでした。

―テニスで目指されていたものはなんですか?

もちろん、プロテニスプレーヤーです。プロ選手を見て、憧れましたし、かっこよく見えました。当時は、自分もプロとして活躍したいと夢見て練習していました。

―その後、大学でもテニスを続けられたと思いますが、大学生活はいかがでしたか?

レベルが高い環境でテニスをやりたくて、東海地区では強豪の愛知学院大学へ進学しました。

大学は・・・挫折を味わいましたね。正直なところ、今までは小、中、高校と何やっても1番だったんです。でも、大学は名門なだけに、優秀なテニスプレーヤーが集まります。小さいころからずっとテニスをやってきた人が多くて、力の差を感じました。大学時代はいつも公式戦メンバー入りの一つ手前で出場する事すら出来ませんでした。悔しかったですね。

でも、結果が出ませんでしたが、やりきったという想いはあります。

―田烏さんはテニスをされるとき、特にシングルスの時はどういった心境でやられているんですか?

僕はどんなときでも熱くなるタイプです。そしていかなる時でも諦めない。ピンチの局面でも常に逆転することを考えていました。負けたくないですし、絶対に諦めないです。

なぜ、歌手を目指したのか

―現在、シンガーソングライターとして活躍されておりますが、学生時代は部活の日々だったと思います。歌はどこかで歌われていたんですか?

歌うことは好きでしたね。でも、カラオケで歌うくらいです。

―歌手を目指すにあたり、人よりもうまいからプロになりたいと思ったのか、職業にしたいほど好きだという気持ちだったのか、どちらがおおきかったでしょう?

両方ありましたね。正直な話、テニスでは想いや気持ちがあっても、実力が伴わなければ一流になるのは難しいですし、トップレベルだと、ほんの一握りしかいません。

でも、「歌手は上手さだけじゃない」と思ったんです。聞く人によって響く歌、響かない歌がありますし、想いや気持ちを届けることができるので、チャレンジしたいと思いました。

あと、もう一つあります。テニスや音楽のライブを観に行くと、「自分はなぜ観ている側なんだろう」と考えてしまうんです。自分が当事者として参加できないと楽しめない性格なんです。

歌い始めるまでは、スポーツクラブの社員でテニスコーチとして、レッスン指導や予算管理など行っていました。

でも、「やっぱり違うな」と思ってしまって。プレーヤーじゃないと苦しくなってくるんです。何かやりたいなと思った時に、歌が大好きだったので、やらなければもったいないと思って、レッスンへ通いました。

―確かに、歌の優劣に絶対的な基準がないですもんね。歌のジャンルは何ですか?

今はポップスを中心に歌っています。少しずつですが歌の動画を投稿していたら、とあるレーベルから「CDを出してみませんか?」とお誘いいただき、CDを作って路上ライブをして販売しました。

―路上は大変ですよね。(永井は海外で、路上で歌ってその日の食費を稼いだ経験があります)

そうですね。ヤジや文句など色々と厳しいことを言われますから。でも、50日くらい続けていたらCDを1,000枚販売することができて、事務所の方にも喜んでいただけて、アルバムを作成することになりました。

そこから、「売れたい」という気持ちが強くなって、SNSなど使って拡散するなどいろいろなことを試してみました。

でも、ある時に音楽に向き合えてないと感じました。「売れたい」という考えが先行していて、音楽を楽しむことを忘れてしまっていました。もっと音楽を学ぶべきだと思ったんです。

―売れたいとは思わなかったんですか?

もちろん思いました。でも、それよりも自分で作詞作曲した納得のいく楽曲で勝負したいと思ったんです。今までは、提供されたものを歌っていたんですが、自分の想いが込められた曲を歌わないといけないと考えてました。ギターも触ったことが無かったんですが、一生懸命やるとできるようになったんです。

自分の描いていた「音楽」に出逢い、ようやくスタート地点に立てたと思っています。

―素晴らしいですね。

―僕は自分の音楽を伝えたいという気持ちをより、多くの人に知ってもらうためには商業的にも成功するべきだと思いますが、田烏さんはどうお考えになりますか?

商業的な成功は、今はほとんど考えていません。もちろん前提として、商業として成功することも大事だと思っています。でも、自分の考えである「商業は関係ない。いい曲ができたら結果的に売れる」という信念を持って活動を行っています。

―僕も学生時代に歌でお金を稼いでいたことがありましたが、人生100年と考えたときに、より中長期的に自分が大きく活躍できる場を考えて、ビジネスパーソンとして生きる道を選択しました。田烏さんと全く逆です。これまでスポーツマン、ビジネスパーソンとして、培ってきた経験をリセットして、歌の道に飛びこむときに、不安とか懸念はなかったんですか?

ありました。でも、スポーツの経験があって良かったなと思っています。アルバイトとしてテニスコーチを行っているんですが、飲食店などと比べるとおそらく3倍くらいのアルバイト代をいただけています。

生徒の方は様々な方がいらっしゃって、クラスによって提供する価値が全然違います。

僕は、そういった方にテニスを教えることができますし、今までの経験があるからこそ、高い時給をいただけていると思うんです。一生懸命やってきたというプライドもありますし、ちゃんと価値を提供できるんだぞという自信にもつながります。

―歌手活動の中でテニスの経験が活きていると感じることはありますか?

好きなことに対し「上手くなるにはどうすればいいだろう」とずっと考えていたことだと思います。うまくいかない時は理由を考えて、修正するよう反復練習をする。また課題を見つけて改善する。それが定着するまでやり通すことをやっていました。

音楽でも自然と行っていて、今はギターをとにかく練習しています。どうやったら自分自身の音が出せるのかを考えて取り組んでいて、自分の楽曲を聞いた人が「この人は何か違うな」と思っていただけるよう歌うように心がけています。熱意や気持ちという部分が伝わればいいなと。

―素敵です。まさに表現者ですね。僕は難しい歌を歌いこなすことにワクワクして技術ばかりを磨いていました。熱意が込められた田烏さんの歌を聞いてみたいです。

今後目指すもの

―さて、急に親しみやすい話になりますが、好きなアーティストはどなたですか?

中島みゆきさんが好きです。「ファイト」とういう曲が好きで。CDを聞いた時は「良い曲だな」くらいの感想だったんですが、ライブ映像を見た時に衝撃を受けました。

あと、カッコいいなって思うのが尾崎豊さんですね。歌詞に想いを乗せて伝えることがこんなにも上手くできるのは尾崎豊さんが代表的な存在だと思います。表現者の方が好きですね。

―今後、歌で何を目指されていますか?

武道館に立ちたいですね。観客で一杯の武道館で自分の歌を届けたいと思っています。そこまでたどり着くには、今は「知ってもらうこと」が重要だと思います。

良い曲やパフォーマンスができればいいという事ではなくて、知ってもらうには何をするべきかを考える必要があります。なので、自分のできることから積み重ねていきたいと思っています。

そして、400人のライブハウス、2年後はZEPP東京、3年後は武道館に立つことを目指しています。武道館をいっぱいにして、僕の想いを歌にのせて届けてみたいです。表現者として一流を目指します。

ここまでいったら、一つ夢を達成できたことになると思いますね。

―そして、世界で活躍する日本人になってほしいです。今度路上ライブへ行きますね。本日は、ありがとうございました。

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