日本発・世界初、新感覚ノエンターテインメントヲ体感セヨ。 ダンス✕男子新体操のプロパフォーマンス集団「BLUE TOKYO」 。
男子新体操をご存知ですか?団体競技部門では6人のメンバーが一糸乱れず演技をする日本生まれのスポーツです。
今回、日本男子新体操界をリードする青森山田高校・青森大学男子新体操部のOBで結成されたプロパフォーマンス集団「BLUE TOKYO」に迫ります。
ダンス✕男子新体操の魅力、そもそも男子新体操とは?などを、BLUE TOKYOの発起人であり青森山田高校男子新体操部監督の荒川栄氏にお聞きしました。
-BLUE TOKYOとは
ダンス✕アクロバットの新感覚エンターテインメント
「青森から全国、そして世界へ」青森大学と青森山田高校の男子新体操OBで結成されたダンス✕男子新体操のプロパフォーマンス集団。青森市の観光大使も務める。
※掲載している画像、動画は全て BLUE TOKYOからの提供になります。
~目次~
・日本生まれ、日本育ちの男子新体操
・BLUE TOKYOの誕生
・一人前のエンターティナーになるために、社会を勉強する
・BLUE TOKYOのあるべき姿
インタビュー前に、こちらをご覧ください!
「日本生まれ、日本育ちの男子新体操」
-今日のインタビュー楽しみにしていました。早速ですが、BLUE TOKYOのご紹介を頂けますか?
BLUE TOKYOは「男子新体操元アスリートがユニットを組んだ世界初のアクロバットプロパフォーマンスユニット」になります。

まず、男子新体操というスポーツは日本発祥で、約75年前に日本で生まれました。ドイツ体操や海軍などの体操が発展したと言われています。
現在は楽曲に合わせグループで同時性と芸術性を競う体操を行うという日本オリジナルのスポーツとなりました。6人で行う団体部門と手具(しゅぐ)と呼ばれる4種の道具(スティック・リング・ロープ・クラブ)の個人種目があります。
現在の競技人口は約2,000人、日本の競技人口=世界競技人口と言われております。
―日本発祥なんですね!ただ、競技人口2,000人は少なく感じます。
男子新体操は、各国の体操協会などが「日本で面白い体操があるよ」と興味を持ち、体操の祭典などに招聘され披露することで、世界で知られる機会が増えていますが、同時性を重視して6人の動きを呼吸で合わせることなど日本人特有の意思疎通や、器械体操と同じフロアマット(1,500万円もする代物)を必要とすること、また、競技ルールも難解なので世界に広がることが現状難しいスポーツであるな、と感じています。
―採点では細かなポイントまでチェックすると聞きました。例えば、指先が「ピーン」と伸びているとか。
そうですね。例えば、器械体操選手の白井健三くんのように一人だけ「ピーン」と伸びているようなきれいな演技は、器械体操の床種目でもあると思うんです。ただ、新体操団体の場合、基本は6人体制の種目で、全員が同じ角度で、同じように形を作り、同じように跳ぶことが採点評価とされています。これはなかなか難しいところです。
―全員の息が合っているパフォーマンスをしなければいけないとなると・・・シンクロナイズドスイミングのようですね。とても難しそうに思えます。
いろいろな競技がある中で世界に広がるための難しい理由はもう一つあって、男子新体操は『減点スポーツ』だからだと思います。

「できなかったら持ち点が減っていく」ルールなので、20点満点と言いながら、最高点でも18点台ぐらいなんです。演技構成点と実施点を合わせて20点。10点、10点の持ち点なんですけど、20点満点なんてこの70数年の歴史の中で出たことがありません。
ルールに記載されている加点もありますが、中国雑技のような技を6人全員が行わなければいけないので達成することは難しいと思います。
外国のチームが大会に出場して楽しむことはできると思いますが、上を目指すことは難しいスポーツです。だから、競技人口を世界的に広げるとなると凄く難しいんだと思います。
―日本発祥のスポーツは柔道や空手などは世界的に広がっていますが、男子新体操を世界に広げる上では「減点方式だから」という理由も敷居を高くしていると感じました。
「技を決めて加点されていく方法」が多くの競技スポーツにおいて採用されていると思います。男子新体操以外に減点方式が基本採点のスポーツを、私は正直知らないんですよ。
同じ「表現をするスポーツ」のフィギュアスケートだって明確な加点方式と減点方式の両方で採点されているんです。芸術点で素晴らしい技ができた、更に美しさによって加点される。ただ、男子新体操に関してはルールブックを見ても加点は難しい現状になっていると思います。ルールは明確ではなく、審判によって変わってしまいますし。
―僕も「採点競技は審判の裁量によって変わるのでは」と疑問に思っていました。
フィギュアと同じように、審判採点においての最高点と最低点は加味しないで合計点を出していくルールは一緒です。ただ、一般の方にとって採点の方法は不明確で分からない状態だと思います。
だから「あそこは強いぞ」と固定概念を持って審判が判断してしまうと不利に働くことがあります。
披露する順番(試技順)も大きく影響しますね。試技順が早い最初のチームの点数が基準になってしまうので、先行チームが高い点数だと、残りのチームに高い点数をあげにくくなります。
あとは、フィギュアスケートは事前に演技表のようなものを提出するので、審判は演技の判断を行って点数を決めますが、男子新体操の場合、本番の演技のみで点数を判断するので、観客含め、審判も点数をつける基準が明確になっていないと思いますね。
ルールを改訂して、わかりやすい基準を設けなければ、観客や、競技選手を目指す育成世代の保護者を含め、何を目指していくべきかを判断することは難しいと感じています。
―大きな課題ですね。
「BLUE TOKYOの誕生」
―お聞きした環境の中、男子新体操の良さを広げていくためにBLUE TOKYOが生まれてきたんですか?
そうですね。男子新体操というスポーツが社会に認められず、競技経験を活かした仕事がありませんでした。あるとすれば、教員として新体操を指導する。この現状に憤りを感じていました。
そうであるならば、認知度を高めるために「皆さんに受け入れてもらえるようなもの」を作らなければいけない。男子新体操の「同時性(シンクロ)がある演技表現をする」点にエンターテイメント性を感じていたので、そこにダンスを加える新しいパフォーマンスを行うことで、エンターテイメントにおいて新体操の認知度を上げようと考えBLUE TOKYOというチームが生まれました。

BLUE TOKYOの「BLUE」は技術を育んだ場所となっている「青森」から。「青森」とともに世界を目指すために、ルーツを失ってはいけないというところで「BLUE」とつけました。
そして「TOKYO」は日本を代表するチーム、日本発祥の競技ということと世界中どこに行っても日本人であることを理解しやすいようにBLUE TOKYOと名付けました。
―仕事の時は青いものを身に着けているとお聞きしましたが、意識されているんですか?
カラーセラピーではないですが、全国の都道府県名で色が名前についているのは青森県だけなんです。青は私たちのビジネスカラーとして、人に与える印象も考えています。加えて、BLUE TOKYOに関わる人として認識しやすいようにしています。
例えば、イベント時の女性スタッフは藍染のスカーフを身につけてもらい、私はこぎん刺しのピンブローチなど青森の伝統工芸品を身に着けています。「青森と共に」ということを体現することが大事だと思っているので、青森の伝統楽器である津軽三味線や笛を現代音楽にアレンジした楽曲のパフォーマンスも多くあります。
―それらを心がけてグループの印象は変わりましたか?
青森市観光大使に任命されました!県民の方にも、「青森」の一つのエンターテイメントコンテンツとして少しずつ認知していただけるようになりました。
―認知度が高まれば、仕事が増えるのでプロとして活動できるメンバーが増えますね。
そうですね。ここ数年でプロとして活動できるメンバーがやっと増えてきました。結成の2010年から数年前までの収入は9割アルバイトで、BLUE TOKYOの仕事は、年に1,2回あるかないか。当時のメンバーは生活に相当苦労していたと思います。
「一人前のエンターティナーになるために、社会を勉強する」
―社会を学ぶために積極的にエンタメ以外で働くことをメンバーにお伝えしているとお聞きしました。
いつもひどい言い方だと言われますが、私たちは「受験を経験せずに、自らの偏差値も知らず、気にせず、勉強もそこそこ、新体操だけをしていて、アルバイトなどの一般社会で働く準備をせずに大学を卒業した人」なので、一般的な大学新卒者とは知識や経験が、大きく違うんです。他校の生徒が卒業後社会人になるための就職準備や就職活動などを全く知らないまま、卒業間近の4年生の冬を迎えるんです。

―恥ずかしながら、学生時代の僕もラグビーだけに没頭していました・・・。
「スポーツだけをやればいいんだ」と新体操に全力を傾けてきてしまった分、大人と話すことや説明するための言葉を知らないことが多いと感じます。特に、男子新体操は競技人口2,000人しかいないので幼少期からいつも同じ人が周りにいて、同じ環境で育つことが多いので「バーン」「ドーン」といえば、競技において何をするのかある程度理解してしまう。また、日本人特有の「阿吽の呼吸」や「以心伝心」というところを一番大事にしていて、「同時性を美とする芸術性という観点」を大切にする団体部門では誰かが突出するということを嫌うスポーツなんです。
そうすると個性を抑えて、主張しないので多くの言葉を使用して理解しあう事は少なくなります。
スポーツの世界は全てそうですが「怪我をしたら終わり」なんですよ。彼らの怪我は骨折やアキレス腱断裂、靭帯損傷、半月板損傷・・・等、本当に身体的負担の大きな競技です。ケガにより引退して社会に出た時に「説明する言葉を知らない」「社会経験がない」では、現代社会では搾取されてしまいます。
そして、エンターティナーとして人を楽しませるためには、言葉や態度はすごく大切なことですし、彼ら自身が見本となる人間にならなければ、「アクロバットしたい!男子新体操をやりたい!」という子ども達が憧れるヒーローにはなれないんですよね。
それにはたくさんの人と話して、自分の知らないことを経験することによって、初めて表現者となれる。エンターティナーは一人では絶対に育ちませんから。社会経験を持たなければ何かを演じることもできないので、「社会とのつながりとしてのアルバイトは続けた方がいい」と言っています。
そして、パフォーマーのうちに『ライフワーク』を見つけなければいけないと思っています。パフォーマー生活が終わってからではなく、次のキャリアを並行して探すことを全面的に応援したいと思っています。そのため本年、俗にいう「サラリーマン」をしながらBLUE TOKYOパフォーマーをするメンバーが生まれました。

―素晴らしい考えですね。
身体を駆使したパフォーマーとして活躍できる時間は人生の中では短いです。自分の人生っていうものは長いスパンで考えなきゃいけないので、「BLUE TOKYOになりたい」と言ってきてくれる子たちには、最初は「ちゃんと就職できるのであれば、就職しなさい」と伝えています。
BLUE TOKYOという名前が認知されるようになれば、人や企業に受け入れられやすくなりますし、「元BLUE TOKYOの●●さんが教えているアクロバット教室」や、「元BLUE TOKYOの●●が演出をしています」であったり、「今BLUE TOKYOに所属しながら焼肉屋さんやっているのね」となればいいと思っています。
男子新体操は生涯スポーツではなく、体へ大きな負担を伴うスポーツです。
BLUE TOKYOは世界中どこでもパフォーマンスができるように硬い床でアクロバットをしています。彼らの場合、蹴り一つで跳ぶ高さはおよそ3mくらいになります。蹴る力や跳ねる力で膝にかかる負担は、柔らかいフロアで500kgと言われてます。まして、硬い床になると・・・恐ろしいですよね。3メートル上からジャンプして降りることを繰り返すような大変な仕事なんです。

男子新体操の団体競技では3分間で1500m ダッシュと同じくらいの身体的負担があると言われています。BLUE TOKYOはエンターテイメントとしてできるだけ長い時間演目ができるように無酸素運動のアクロバットに有酸素運動のダンスを組み合わせて演目を行っています。日々の体のメンテナンスは大変なものなんです。
―とてもハードな演目ですよね。想像するだけで息が詰まります。
エンターテイメントは余暇の一つであり、人の好き嫌いがあって選ばれるもの。お客様を圧倒するものと親近感を感じるものも作らなきゃいけない。それがエンターテイメントなので。
私たちが行っているマネジメントは、BLUE TOKYOのメンバーの個性をどうやって打ち出していき、認知度を上げていくか。
過度な負担がかかるアクロバットをする彼らの身体はどんなにメンテナンスをしても年齢と共に消耗していきます。だからいつも言うんです。「怪我をしたら終わりだからこそ、ちゃんとメンテナンスしながら生涯続けられる仕事を見つけなさい。できれば男子新体操が活かせるような仕事を。」と。
私が経験した過去には、このような選択肢はありませんでした。だから我々、運営側がメンバーと彼らの将来的な意思を話し合える環境を作っていくことが重要だと思ってます。
―BLUE TOKYOは将来のことを考えながら活動ができる環境が整っているんだなとすごく感じました。
環境は決して整えられてないですよ。練習専用スタジオがあるわけでもなくCDや映像コンテンツからの印税が入るわけでもありません。パフォーマンスをしなければ収入は「0円」なんですよね。

例えば、「BLUE TOKYOにボーカリストを入れたユニットにすればいいじゃん」という人がいますが、そうなると彼らはメインパフォーマーではなくバックアップパフォーマーに見えてしまう。
パフォーマー、ダンサーとして成功している前例も少なく、ごく一部の人しか成功していないという現状なんです。
BLUE TOKYOとして活動をするんだったら、M-FLOWの様にフューチャリング形式でボーカリストやアーティストを迎え入れて、誰とでもコラボレーションできる形をとっていき、可能性を広げていきたいと考えています。
―基本的な活動は出演依頼を受け、現地でパフォーマンスを披露する。
そうですね。
あとは青森にある一般社団法人ブルータイズインプレッション(BTI) と言うキッズの新体操クラブの運営を行う会社と共に、キッズが同じステージに立つ機会を作るための舞台の主催や制作も行っています。我々は子どもの育成に力を入れています。「BLUE TOKYO」「男子新体操」の認知向上には子どもたちの存在は欠かせません。子どもたちが楽しく新体操に触れ、全国的に競技人口を増やすことが大切だと考えていますから。
―地域密着や子どもへの認知は一つのチームが成長するには欠かせないものですからね。観客の方はどういった方が多いですか?
幸いなことに幅広い方々に応援していただいております。小さなお子さんから80歳を超える方々まで。
青森大学の競技選手時代からメンバーを応援している方も多くいて、大学卒業をしたメンバーがBLUE TOKYOとして活躍する姿をみて、更に応援してあげたくなるみたいで。ジャニーズジュニア時代から応援していた人がデビューして、そのままグループを応援しているのと似ているのかもしれませんね。

アイドルとの違いはスポーツをベースとしたエンターテイメントというのがポイントで、肉体を駆使し、限界に近い鍛錬されたパフォーマンスを心がけているので、「芸術性の高い肉体エンターテインメント」が成立しているのではないかと思います。
元々、芸術性の高いフィギュアスケートでアイスショーがあるのと同じように、男子新体操がエンターテイメントとしての礎ができるようにしたいと思ったのもBLUE TOKYOを立ち上げた理由の一つです。
夢見がちだと笑われることもありますが、「いつか青森でシルク・ドゥ・ソレイユのように常設公演」ができるようにして、青森でエンターテイメントにかかわる雇用を増やしたいです。
「BLUE TOKYOのあるべき姿」
―荒川さんが目指すBLUE TOKYOはどういうチームでしょうか?
BLUE TOKYOは「日本発祥のスポーツで世界的にも芸術性の高い素晴らしいスポーツである男子新体操の認知を広げるため」のチームです。
―仕事の依頼を受けるときに気を付ける点はありますか?
まず、仕事の依頼をいただくこと自体がありがたいことだと思います。気を付けている点は。大きなところで言えば、「認知度が高められるのか」「パフォーマーとして認めて頂いている内容なのか」ですね。

教育的観点を持つような仕事も積極的に参加するようにしていて、学校や自治体などのオファーについても、ご予算が少ない場合は相手の想いを徹底的に聞きます。その上で、今後、一緒に成長できることが可能かを話し合ってから、お引き受けるようにしています。また、青森県関連でお声がけくださった場合も積極的に受けるようにしています。
あとは、出演料に関して価格破壊を起こしてはいけないと考えています。なぜなら、長い期間かけて培ってきた技術を持つBLUETOKYOのパフォーマンスは世界で唯一のものだと思っているからです。
我々が安い金額で引き受けてしまったら、今後、我々に似た方たちが低い金額で仕事をしなければいけなくなりますから。男子新体操というブランディングと、パフォーマー生命は決して長くないからこそパフォーマンスで食べていける環境をつくらなければいけない、という責任があるので、ものすごく考えます。
―今までの積み重ねがあるから、メンバーファーストの考えが生まれるということですね。逆に情報発信する際に気を付けることはありますか?
今までお世話になった方々やアスリートとして支えてくださった方々、青森の方々が背中を押してくださる形で、世界へ出ていける環境を作っていきたいと思っています。
だからこそ、青森県の藍染や南部裂き織りなどの工芸品や津軽三味線、津軽笛など伝統芸能をEDMにアレンジするなど、地域性を大切にしています。例えばドイツへ行く場合もドイツの作曲家ベートーベンの楽曲を使用するなど、お客様に受け入れられる体制がエンターテイメントに必要だと思っていますから。

BLUE TOKYOが行っているものはエンターテイメントなので、認知度を高めるためには流行や話題など、ミーハーな部分がないといけないと考えています。
―なるほど、だからあえて親しみやすい楽曲を取り入れているんですね。
そうです。目指すべきはスポーツとエンターテイメントの融合ですから。
―メンバーの方には男子新体操を背負って活動してもらいたいという気持ちはあるんですか?
うーん、どうでしょう。そこはパフォーマ―側とプロデュース側、ある程度分けていいと思います。得意、不得意がありますから。プロデュース側はある意味、BLUE TOKYOというパフォーマーチームのファンであるけれど、一番厳しい目を持っていなければいけない立場だと思っています。ただ双方の理解とリスペクトは不可欠です。
パフォーマーにお願いするとしたら、客観視するマネジメント側の考えも理解しつつパフォーマンスをすることでしょうか。それが世間に受け入れられる要素の一つだと感じています。
―様々な背景があって、いろんな想いが詰まっているチームですね。
そうですね。我々がめざしていることは男子新体操の認知度向上。それが青森だけではいけないと思っています。青森で育てたものを次は岩手県(岩手県出身メンバーが2名います)へ持っていき、8/18に岩手県滝沢市のイベント「ぶるーIWATE」を開催いたしました。エンターテイメントというものを介して、彼らが信じてきたスポーツと共に「故郷に錦を飾らせてあげたい」というのが私たちの思いです。

―今後BLUETOKYOが考える展望を教えていただけますか?
世界中の人が「男子新体操」「BLUE TOKYO」を知れる環境作りと機会をより多く作りたいと考えています。
メンバーは本当に良く頑張っていると思います。アーティストを育てる上に置いて10年かかることを倍速でやってきているので、なかなか頭と心と身体がついてきてないと思います(笑)
日本に素晴らしい競技がある。要は伝統芸能の一つのような感じで男子新体操が広がっていけばいいと思っています。それは長い道のりですが。
スポーツとエンターテイメントが完全に融合しているチームこそがBLUE TOKYOなので、是非知っていただいて、会場に足を運んでいただきたいです。映像で見るのと、体感するのとでは全く違うので。
―荒川さん、お忙し中ありがとうございました!新しいスポーツの形を表現するBLUE TOKYOさんのパフォーマンスに今後も期待してまいります!
<BLUE TOKYOさんよりお知らせ>
9月8日に青森県八戸市南郷文化ホールにて「BTI八戸支部 開設記念公演」が開催予定!!