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松田 志保

小学3年生で、選手として本格的に競泳を始める。ジュニアオリンピックや全国総体等で活躍したのち、大学4年生でフィンスイミングと出会い、フィンスイミングの道へ。リレーや短水路種目等、合わせて現在11種目で日本記録を保持している。

※今回のインタビューは2部構成となっております。
~競泳漬けの日々、そしてフィンスイミングとの出会い~
―松田さん、本日はよろしくお願いいたします!ちょっと表情が怖いんですけど、こちらのお菓子を食べてください!(人気店、オードリーのお菓子「グレイシア」をお渡しし、松田さんに喜んでいただく)
―早速ですが、水泳を始めたきっかけを教えてください。
小学校2年生ぐらいの時にスイミングスクールの短期教室に連れて行かれてそのまま入会して水泳を習い始めた!と、ずっと思っていたんですけど、最近知った話で、実は幼児の頃にベビースイミングへ行っていたらしいです(笑)でも、本格的に水泳を始めたのが小学校3年生の時です。体が大きくて進級テストも全部一発合格だったので選手コースへ誘われたことがきっかけですね。
―他にスポーツや習い事は?
バレーボールの体験へ行ったことがあります。叔母がバレーボールをやっていたこともあり、バレーボールを新しく始めるか迷ったことがありましたが、それまで続けていた水泳の方が、選手コースに進んでいて特別感があると感じて水泳に決断しました。
―小学校3年生で競技の選択を迫られるとは、結構早いターニングポイントですね。選手コースではどれくらいの量の練習を行いましたか?
水泳漬けの毎日で、週に5、6日は練習へ行き、一回当たり2時間泳いでいました。通っていたスクールでは、周りにレベルの高い選手が多く、当然のように全国大会やジュニアオリンピックへ出場していたので、私も刺激を受けて選手コースになって1年で全国大会やジュニアオリンピックへ出場することができました。
―「当たり前」のレベルが高い環境ですね。中学、高校の水泳部もレベルの高い環境でした?
中学校は公立の学校へ進み、高校は推薦入学で須磨学園高校へ入学しました。だから私、受験勉強をしたことがないんです(笑)。中学、高校は水泳部に所属していたものの、私はずっとクラブの水泳チームで活動していたので、高校の部活動では、大きな大会(主にインターハイ)へのみ、出場していました。
―大会に颯爽と現れる、助っ人外国人みたいな活躍ですね。大学は推薦で大阪体育大へ進学されたと思いますが大阪体育大を選んだ意図は?
先輩で大体大へ進学した先輩がいまして、その方は日本選手権まで出ていたのですが、その成長の過程や大体大の環境などを聞いて、私も大体大でチャレンジしたいと考えて進学しました。実際に、大体大には望んでいた環境がありました。
―松田さんのモチベーションが上がるポイントは?
私は、自分が速く泳げることにしか興味がないんです。人に勝ちたい気持ちが無いと言ったらウソになりますが、自分のタイムを更新し続けることがモチベーションを上げてくれます。
―逆にもしタイムが出ない場合、モチベーションがさがることはありますか?
下がることはないですね。シンプルに「練習方法が違ったのかな」と思って別の練習に取り組みます。
―アスリートには、いわゆる「PDCA」を回しながら問題解決をする力が備わっていると言われていますが、これはビジネスにおいても必須な力です。まさに今のお話はPDCAを回していると感じました。素晴らしいですね。
―ちなみに、今まで水泳をやめようとは思うことはなかったんですか?
今まで続けてきたことを辞めることがもったいないと思いますし、今は生活の一部になっているのでそれをなくすほうが嫌ですね。逆に今まで続けられた理由は、シンプルに泳ぐことが好きだからだと思います。
私、大学の最後のレースで1年生以来、3年ぶりのベストを更新したんです。ベスト出したときに、「私まだベスト出るやん」って思いました。だからこそ、ベスト更新をするチャレンジを続けたいと思っています。
―大学で引退する選手が多い中で、今も泳ぐことを続けていらっしゃいますよね?
私、大学で引退する人が多いことを不思議に思っています。大学までで活動終了というルールはないですし。
しんどい練習をずっとやらされてきたとか、水泳が嫌いになるまで泳いできたような人、就職先の環境によって継続できなくて辞める人もいることは理解しますが、それでも泳ぐことを続けている人もいるので、できる限りチャレンジしてほしいと思います。
―フィンスイミングと出会ったのはいつ頃ですか?
谷川さん(現在松田さんが所属するチームの代表)と出会ったことがきっかけです。谷川さんはもともとバタフライ選手で活躍されていた方で、フィンスイミングもやっていました。私が大学2、3年の時にベスト記録が出なくて泳ぎを変えることをしたいなって思った時に、たまたまその大学の練習に来ていた谷川さんにバタフライのコツをお聞きしようと研究室へ通っていました。大学水泳が終わったタイミングでフィンスイミング体験会へ行って、2回目の体験会で入会してフィンスイミングを始めました。「来週も来るなら、入会した方がいいよ」みたいな感じです(笑)
―フィンスイミングを体験した時に泳いでみて違いはありましたか?
始めはまっすぐに進めなくてただ漂うだけでした。その時には、「私って左右のバランスが悪いんだな」と気が付くぐらい泳げなかったし、タイムを比較してもフィンを付けるよりバタフライの方が速かったです。最初は全く違うスポーツだという認識でした。
―同じ「水を掻いて泳ぐ」ことでも難しいんですね。フィンスイミングはいくつか種類がありますよね?少し教えていただけますか?
はい。まず、フィンには、ビーフィン(片足ずつ履く2枚フィン)と モノフィン(両足そろえて履く1枚フィン)があります。最初はビーフィンを初めて、それからモノフィンをやる人が多いですかね。あとはシュノーケルを付けるサーフィスと潜水をするアプニアに分かれるなど、実は種類が多いです。
フィンは波の影響を受けやすくて、リレーだと波を利用した作戦など立てます。私は、この前の世界大会はリレーでアンカーを務めましたが、波の影響で危うく失格になるところでした。(※シュノーケルを使う種目は体の一部が水面から出ていないと失格になるルールがあります)
モノフィンのネックレス
―いろいろと種類がありますね。松田さんはその中で日本記録を11個もっていらっしゃいますよね?日本記録を11個持っている人って、日本にどれくらいいるんでしょう。。。率直に尊敬します。
個人競技なので、自分が頑張ればタイムが出せると思っています、水泳とか陸上の面白いところですよね。
後半へ続きます。

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