Guest

三浦 伊織

愛知県出身。外野手、左投左打。幼少期から野球をはじめ様々なスポーツを経験。盗塁、安打数など多くの記録をもち、日本女子野球界のイチローと呼ばれている。

2019年シーズンではプロ通算500本安打を目指す。

 

 

―今回は女子プロ野球でご活躍される2名にインタビューいたします。(後編)
―三浦さんよろしくお願いします!先ほどは小西選手にもお話をお伺いしました。
さて、野球を始めたきっかけを教えてください。
2歳上の兄が小さい頃、野球をしていました。父も少年野球のコーチをしていたこともあり、練習を見に行くにつれて、私も野球をやってみたいと思い、小学1年生の時に野球を始めました。当時は色んなスポーツをしていましたが、特に野球をしている時が一番楽しかったです。
―スーパーアスリートじゃないですか(笑)野球チームに女の子はいましたか?
私の少年野球チームには珍しく8人くらい女の子がいました。なので、環境的には不自由なく楽しく野球をすることができました。
―中学校でも野球をやっていましたか?
本当は中学でも野球部に入って野球を続けたかったのですが、女子はソフトボールに入らなければいけなかったのでソフトボール部に入部し、部活動とは別にクラブチームで硬式テニスを続けていました。ソフトボールとテニスを毎日していたので、約5時間体を動かしていましたね。小・中学校はほとんど友達と遊んだことがなかったです。
私の時代では、まだ女子が野球をする環境が整っていなかったので私は中学校で野球を諦めてしまいましたが、今の女の子達は、女子だけの野球チームがあるのでとても羨ましいですね。
―勉強する時間はありましたか?
テニスの練習が21時に終わって帰ってから勉強をしていたので、毎日24時すぎに就寝していました。親が勉強も大切だと教えてくれたのでスポーツと勉強を両立するようにしていました。高校に進学する際、野球をするかテニスをするかすごく悩みましたが、テニスで全国大会に出場したこともあり、テニスの強豪校に進学を決めました。
ー女子プロ野球の入団テストを受けた理由は?
高校3年の秋、進路で悩んでいる際に、女子プロ野球リーグが設立されることを父から聞きました。小学校以来の野球だったので入団テストを受けることにとても不安でしたが、久しぶりに野球ができる喜びと全国にどれだけ多くの女子野球選手がいるのかを確かめたくて挑戦しました。
-今の子供は一つの競技をやっている子が多いと思いますが、複数のスポーツをやったほうがうまくなると思いませんか。
私は、小学生の頃、野球、硬式テニス、新体操、水泳と色々なスポーツをしていました。特にテニスでは、個人スポーツであったこともり、精神面がとても鍛えられたと思いますし、それが女子プロ野球選手になった時に、終盤の大事な首位打者争いをした際に活かされていると感じました。
また、バッティングとテニスのフォアハンド(片手打ち)は共通する部分があり、ボールを捉える感覚はテニスで培われたのではないかと思います。
-ちなみに高校の時に、野球をできる環境があればやっていましたか。
愛知県に女子硬式野球部があったらやっていたと思います。関東や九州に女子硬式野球部があったのは知っていましたが、地元を離れて野球をするという勇気は持てなかったです。今では愛知県にも女子硬式野球部があるのでとても嬉しいですね。
-スポーツを頑張る子供たちへメッセージをお願いします。
子供たちには好きなことを自分が納得いくまでやってほしいです。その気持ちを今でも持ち続けているので今の成績につながっていると思います。
-女子野球をやっている後輩たちへ伝えたいことはありますか?
今、野球ができている環境が当たり前ではなく、女子野球をもっと広げたいという思いでたくさんの方が協力してくれていること、またそんな方々への感謝の気持ちを忘れないでほしいです。その気持ちを忘れず、野球を楽しみながら魅力を伝えていってほしいです。
私も高校野球をやりたかったな。
―三浦さんが考える成績を残す選手残せない選手と違いはありますか?
失敗を引きずらないことが成功する秘訣だと思います。でも私の性格的に色々と気にしてしまうタイプなので、失敗すると悩んでしまうこともありますが、考えたところで練習したことが発揮できないのはもったいないと思います。だからこそ、準備はとても念入りにやっています。→イチロー選手と一緒ですね。
また結果から逆算できる人だと思います。私は、年間の試合数から打席数を計算して、何本ヒットを打てばおおよそ打率がこれぐらいになると計算しています。日々の打率は変動するので気にしていません。だから、年間で何割打てば首位打者になれるのではなく、何本ヒットを打てば首位打者になれる、という考え方です。1試合、1打席のミスを引きずるより、次の成功に向けて準備、修正をすることの方が大切だと思っています。

 

 

―話題を少し変えますね。三浦さんは女子野球のイチローと呼ばれてますね!
素直に嬉しいですね。一度、練習見学をさせて頂いたのですが、とにかくオーラに圧倒され、話しかけることができませんでした。野球に対する取り組み方を勉強させて頂きました。
―もしこの記事をきっかけにイチローさんに会えたらどうしますか?
会いたい!!けど、、、笑。緊張して言葉が出てこないと思うのでテレビで応援します。
―今後の目標を教えていただけますか??
誰よりもヒットを打ち続けたい。記録にこだわりたいです。がむしゃらにやるよりは、目標を定めてそこに向かって突き進む方が好きなので今年はプロ通算500本安打を達成することが一番の目標です。
―頭も体も準備しているのですね。今年は通算で500安打がかかっている重要なシーズン重要ですね!
-昨年は日本代表に選ばれましたが、海外チームと試合して感じるものはありますか。
海外の選手は体格が大きいのでパワーがすごいです。特に、ナックルボールなど日本では見たことがないボールだったので、打ち返すのが難しかったです。
―日本代表に選ばれて戦う気持ちはいかがですか?
女子プロ野球選手だけでなく日本の女子野球選手の代表としていくので、日本代表になれなかった選手の想いを背負ってプレーしなくてはいけないと思って戦いました。
―三浦さんが今後も野球を行う中で目的はありますか?
女子野球が世界中に広がって、野球をやっている女の子が当たり前と思われるようにしたいです。そのためには、女子でも魅力のあるプレーをお見せすることが重要だと思うので、私はヒットを打ち続けていこうと思います。
そして、野球をする女の子の夢の舞台であり続けられるよう、女子プロ野球選手の名にふさわしいプレー、行動をしていきたいと思います。
―最後に読者のみなさんへメッセージをお願いします!!
ぜひ、球場に足を運んで私たちのプレーを見てください!
よろしくお願いします。
―三浦さんありがとうございました! 500本安打期待しています。応援しています!

Popular Articles

人気の記事

スポーツフィールドは、
アスリートの皆さんの
就職・転職を
応援しています